■セーフコミュニティについて
【質問】1.本市のセーフコミュニティ対策の6年間を振り返って、セーフコミュニティ対策が市政に与えた成果や影響を教えて下さい。 また、セーフコミュニティ対策に対しての、今後の期待をお聞かせください。
【市長答弁】 まず1点目のセーフコミュニティについてです。
セーフコミュニティは、令和元年に国際認証・取得しました。しかし、セーフコミュニティを推進・啓発するところで、新型コロナウイルス感染症が拡大し、約4年に渡る「コロナ禍」という状況により、活動を中断せざるを得ませんでした。
昨年から活動を再開いたしまして、今年は再認証の取得を見据えセーフコミュニティの審査委員のご指導と活動に関わる皆さんに協力いただきながら、明年の本審査に向け、進めさせていただいております。
セーフコミュニティとは、様々なデータから各分野の安全に関する課題を把握して、そ
の課題をどのように解決するかを行政と市民の皆さん、あるいは事業者の皆さんの協力を得ながら検討し取り組むというやり方で行っております。これこそがセーフコミュニティの最大の素晴らしさだと、私は思っております。
ご案内のとおり、行政だけでできることは限られており、行政だけが旗を振ってもなかなか効果が上がらないところもあります。ましてや、安全に関することについては、行政もやるべきことをやらなくてはなりません。
また、犯罪防止や交通安全にしても、市民の皆さんや事業者の皆さんと一緒になって取り組まなくては効果が見えないところがあります。
そのようなやり方で、情報を共有し、一緒に行動し、結果も共有し、更に改善しながら取り組んで行くということは、大変素晴らしいことです。さいたま市が全ての施策で、このような手法を取り入れるに値する重要なことだと思っております。
【質問】2.初認証から6年経った今も、セーフコミュニティ対策について、市民に周知できていないばかりか、市職員の認識度も低いようです。 そこで、どのようにすれば周知できるのか、そのお考えをお聞かせください。
【市長答弁】 今回、再認証にあたり、1回目よりもテーマが増えていますので、様々な基盤においてこのようなやり方を採用し、取り組んでおります。
対外的には、市民サポートセンターフェスティバル、北浦和フェスティバル(北浦和小学校)、大宮アルディージャのイベント、各区の区民祭り などでもPRしておりますが、まだまだ十分でないと私たちも考えていますので、周知・啓発も含め色々な団体に参加をいただきながら、認知度と実績を上げていけるよう努力していきたいと思っております。
■ねんりんピック はばたけ鳥取2024 さいたま市選手団について
【質問】 10月19日から22日にかけて、「ねんりんピック はばたけ鳥取2024」が鳥取県全域を会場として開催されます。 そこで、本市18団体選手団への期待をお聞かせください。
【市長答弁】 今年のねんりんピックについては、18種目約130人の選手が出場されると聞いております。選手の皆さんにつきましては、健康に十分ご留意いただいた上で、さいたま市の代表としてこれまでの練習の成果を大いに発揮していただいて、活躍されることを期待しております。また、それぞれの選手にとって、思い出に残る大会となることを期待しております。本市におきましても、2年後の令和8年10月7日から10日にかけて、第38回のねんりんピック(全国健康福祉祭)の埼玉大会が開かれることとなっているため、今回、参加した皆さんもぜひその大会にも出場されて、活躍してほしいと思っております。
【質問】 また、さいたま市で生まれて今や全国展開されている、まったく新しい高齢者福祉競技である「シルバーeスポーツ」の部門が、今大会で採用されます。 本市からはシルバーeスポーツを世界で初めて提唱し、この度アジア最大のIT集団である「テンセント」と協働・パートナーシップ協定を結んだ市民団体チームがeスポーツ部門に出場します。 これについての感想と期待をお聞かせください。
【市長答弁】 また、今回、eスポーツが種目になったということについては、スポーツという概念も広がってきているということであり、eスポーツが普及することで、高齢者の社会参加や介護予防にもつながると期待をしております。 その中で、IT企業とパートナーシップを組んだ市民団体がチームとして参加することについては、私たちも大いに期待し、皆さんの活躍を期待するとともに、eスポーツのさらなる普及に期待しております。
質問 編集局長 水野臣次