◎市民の命や生活を守ることを最優先

■本市防災・減災対策を強化

 はじめに、先月中旬に九州地方から東日本まで含む広範囲で発生 した大雨により、犠牲になられた方々へ心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。

 本市においても、これから迎える本格的な台風シーズンに備えて、治水事業や浸水対策事業を含めた、ハード・ソフト両面での更なる防災・減災対策の強化を進めてまいります。

■11月末までに12歳以上全てに接種

 さて、新型コロナウイルス感染症につきまして、本年の夏以降、都市部を中心に再び感染が拡大し、本市を含む埼玉県下には、3度目となる緊急事態宣言が発令されております。

 県内における変異株の割合が大きくなり、また新規陽性者数がこれまでにない速さで増加を続けるなど、災害と言っても過言ではない程の危機的な状況を迎えているところですが、本市では新型コロナウイルス感染症対策の切り札であるワクチンの迅速確実な接種に向けて、大規模な特設接種会場等での接種や、各医療機関での個別接種等、多様なワクチン接種の機会の提供に努めてきた結果、当初の予定どおり、7月末までに65歳以上の方の7割に接種を終えることができました。

 現在は、11月末までに、12歳以上で接種を希望する全ての方に接種を終えていただくことを目標として、今月3日から12歳以上の全ての方が予約可能となるよう、一部の年齢の方について予約開始日時の前倒しを行うとともに、新たに本日からさいたまスーパーアリーナの集団接種会場の予約受付を始めるなど、接種体制の一層の強化に努めているところであります。

 また、保健所機能につきましても人員体制の強化を図っており、濃厚接触者の特定や検査を着実に実施していくほか、自宅療養者等への支援についても、埼玉県と連携・調整を行いながらしっかりと 進めてまいります。

 今後も、市民の皆様の命や生活を守ることを最優先に、国や県、医療機関等と連携を図りながら、全力で新型コロナウイルス感染症と戦い、コロナ禍の克服に向けて取り組んでまいります。

■東京五輪2020で夢の舞台になった誇り

 次に、東京2020オリンピック競技大会が8月8日にすべての競技を終え、閉幕の日を迎えました。

 残念ながらほとんどの競技が無観客での開催とはなりましたが、アスリートたちが国境を越えてライバルと競い合い、高め合い、競技を終えた後には互いに大いに称え合う姿に、私たちは心から感動し、あらためてスポーツが持つ力の大きさを感じることができました。

 本市は、サッカーとバスケットボールの開催会場として、世界にその素晴らしさを発信する拠点となり、夢の舞台となったことを誇りに思うとともに、大会のレガシーをしっかりと継承してまいり ます。

 先月24日からはパラリンピックが開幕し、現在も、各国のパラリンピアンたちが熱い戦いを繰り広げております。本市にゆかりのある選手も出場されておりますので、市民の皆様には、是非最後まで応援していただければと思います。

■浦和駅・大宮駅周辺のまちづくりを推進

 次に、「(仮称)浦和駅周辺まちづくりビジョン」*1の策定に向け、先月28日、第1回目の有識者懇話会を開催いたしました。建築家の隈研吾氏をはじめ、まちづくり、文化、教育、スポーツなどの各分野の有識者や地域の代表の方々に委員にご就任いただき、浦和の魅力や価値、将来像などについて、貴重なご意見を伺うことができました。

 また、「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」*2に係る全体調整や、ウィズコロナ・ポストコロナ時代に対応した都市環境のあり方など大宮のまちづくりに関してご意見を伺うことを目的に、「大宮GCS推進戦略会議」を設置いたしました。今月22日には、第1回の会議を開催する予定です。

 私自身がリーダーシップを発揮し、ご議論を踏まえながらそれぞれの地区の強みや特性を最大限に生かし、高次な都市機能の集積と、広域的な都市活動や市民生活の拠点となるまちづくりを着実に推進し、本市の目指す将来都市構造の実現に取り組んでまいります。 

令和3年9月1日 さいたま市議会本会議場

*1.「浦和駅周辺まちづくりビジョン」=浦和駅周辺地区では、良質な都市基盤が整備されており、今後も魅力ある都心拠点であり続けるために、社会変化に対応しつつ、浦和らしい風格ある都市づくりを進める。

その上で、まちづくりに参加する市民、事業者、行政等、様々な立場の人々が、 協働・連携によりまちづくりを推進するため、まちの将来像や、まちづくりの方針を共有することを目的にしたまちづくりのビジョン。

*2.「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」=(略:大宮GCS化構想)

①大宮駅の駅前広場を中心とした交通基盤整備、

②駅前広場に隣接する街区のまちづくり、

③乗換改善等を含めた駅機能の更なる高度化を三位一体で推進する構想。

この記事を書いた人

水野 臣次のアバター 水野 臣次 編集局長

趣味はさいたま市、ペットはヌゥ。
明るく楽しいオモシロさいたま市を、みんなで作りたいヌゥ!

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