
【国際局】5月25日土曜日、5月26日日曜日の2日にわたり行われたラオスフェスティバル2024、その模様を報告します。
同フェスティバルのオープニングセレモニーには、フォンサムット・アンラワン駐日特命全権大使より歓迎の挨拶、ラオス人民民主共和国スワンサワン・ヴィニャケート情報文化観光大臣より祝辞が披露された。
◆フォンサムット・アンラワン特命全権大使のご挨拶 ラオスと日本は長年にわたる友好関係を築いております。1955年の国交樹立より69年間にわたり、良好な協力関係を継続して参りました。両国の関係は2015年以降、戦略的パートナーシップ(※)として位置付けられております。私はラオスと日本の両国の関係が着実に深化している時に立ち会えることを嬉しく思います。 両国の指導者や政府高官が定期的に相互に往来し、ビジネス、貿易、観光、社会文化の分野で2国間協力を計り、日本からラオス等への政府開発援助(ODA)やその他の分野の協力も間断なく拡大しております。 また、2024年はラオス観光のキャンペーン年であり、ASEAN議長国の年でもあります。そして、2025年のラオス日本外交関係樹立70周年記念式典の準備に向け、ラオス、日本両国が緊密に連携している年でもあります。 最後に、ラオス人民民主共和国大使館と組織委員会を代表して、各国閣下、御来賓の皆様、並びにラオスフェスティバルを実現するためにご支援賜りました皆様に心より感謝申し上げ、2024年ラオスフェスティバルの大成功を心より願っております。
(※)2015年3月6日、安倍総理大臣(当時)とトンシン首相(当時)の首脳会談にて、外交関係樹立60周年を機に、互恵関係に基づき、地域・国際社会での更なる協力に向け、「包括的パートナーシップ」を新に「戦略的パートナーシップ」へ格上げした。

◆スワンサワン・ヴィニャケート情報文化観光大臣のご祝辞 本日は、日本の首都東京にて、第11回ラオスフェスティバルに出席する機会を頂き、光栄に思います。ラオスフェスティバル2024の開催にご尽力頂いた両国の実行委員会に、ラオス政府を代表し、御礼申し上げます。観光に関しては、2023年の観光統計局によりますと、ラオスを訪れた日本人観光客は 24,824人となりました。2024年は「ラオス観光は安全・美しい文化・自然・歴史」をテーマとするラオスの観光年でありますので、全国で観光を促進する活動、イベントを開催し、観光客増を目指します。最後に、情報文化観光省を代表し、ラオスにご援助とご支援を頂きました日本政府と日本国民に改めて感謝申し上げ、ラオスフェスティバルの大成功を心より願い、私のあいさつと致します。
なお、日本側の来賓として、日本ラオス友好議員連盟会長の土屋品子復興大臣(埼玉16区 岩槻区、春日部市、吉川市、松伏町)、高村正大外務大臣政務官が臨席し、ラオスの要人とともにオープニングのテープカットを行った。
オープニングセレモニー後、記者はケントン・ヌアンタシン元駐日特命全権大使、バンダサイ・ローワンサイ元ラオス人留学生会会長との再会を果たし、友誼を深めることができた。



さいたま市民ラオス友好協会 会長・県民公論社国際局長 西森勢 記