🔶米国ピッツバーグ市友好訪問レポート

【編集局】さいたま市はピッツバーグ市との姉妹都市提携25周年を記念し、ピッツバーグ市表敬訪問を実施、行政管理予算局や、市内芸術施設及びその周辺地区開発プロジェクト等を視察しました。期間は令和5年7月5日(水)から令和5年7月10日(月)までの6日間。県民公論は、これに参加した谷中信人議員に訪問レポートの寄稿を依頼し、広く一般市民にこの意義ある国際活動を知っていただくこととしました。

🔶ピッツバーグへは直行便がなく、ワシントン・ダレス空港で乗り換え、しばらくすると2つの川が合流するピッツバーグの中心・ゴールデントライアングルが窓の外に広がります。この7月、私を含む4名が議会の承認を得、ピッツバーグ市とさいたま市の姉妹都市25周年を記念した友好訪問と行政視察に出発しました。

ピッツバーグ上空

🔷ピッツバーグ大学やデュケイン大学で最新医療の動向や国際教育交流について、財政の見える化や産官学連携によるイノベーションについて、文化芸術の力による地域開発プロジェクトについてなど視察しました。ピッツバーグ市はLRT無料化や青年雇用など、さいたま市の発展に参考になる施策に取り組んでいました。また、ピッツバーグの歴史に触れるなかで、論語でいう恕の心のような、寛容の精神を伝統として培ってきたことに感銘を受けました。

(左)ピッツバーグ大学医療センター (右)ザ・アンディー・ワーホル・ミュージアム

🔶若い世代にリベラルアーツ(国際教養)を身につけ、国際貢献のできる人材を育てることが将来のビジョンとなります。議員派遣は労力がかかりますが、市民外交が世界の安定に資することを心に留め、今後も取り組んでいきたいと思います。私自身は今回、英語の翻訳機能を活用し意思疎通に努めました。将来は生成系AIが秘書役となり、さらに便利になるかもしれません。

ピッツバーグ訪問の様子、詳しくは上をクリックしてご覧ください(さいたま市観光国際課撮影)

🔷くわしい成果報告書は開庁時間に議会局図書室で閲覧できるよう準備を進めています。日程の最後で行われた歓迎レセプションでの皆様の笑顔が、地道で困難な友好交流の絆を築いていく大きな成果です。訪問での知見を今後のさいたま市政に生かしていきたいと思います。準備に奔走して下さった方々、そしてご協力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。

詳しくは上をクリックしてご覧ください(さいたま市観光国際課へ)
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水野 臣次のアバター 水野 臣次 編集局長

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明るく楽しいオモシロさいたま市を、みんなで作りたいヌゥ!

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