国歌斉唱より始まり、清水勇人市長が式辞を、江原大輔市議会議長が祝辞を述べた。
・清水勇人市長の祝辞(要旨) 去る1月1日に発生した能登半島地震において、尊い命が失われ、大変な苦しみが続いている被災地の皆様に、深い哀悼の意を表しますとともに、心からお見舞い申し上げます。さて、この度、二十歳という人生の大きな節目を迎えられた皆さんに心からお祝いを申し上げます。ちょうど二十歳のころ、私は、司馬遼太郎さんが描いた『竜馬がゆく』を愛読していました。小説には“志”という言葉がよくでてきます。「志」とは、「今さえよければ、自分さえよければ」ということではありません。「未来のために、大切な人のために、ふるさとのために、国家や世界のために」という思いをもった、夢や目標といえるでしょう。これを踏まえ、皆さんが生まれ育ったこのさいたま市が皆さんに何をしてくれるのかではなく、皆さんが、さいたま市のために何ができるか、是非考えてください。「志をもって生きよう」二十歳の集いにあたっての、私から二十歳の皆さんへのメッセージです。本日は誠におめでとうございます。
・江原大輔市議会議長の祝辞(要旨) この度、能登半島の震災でお亡くなりになられた方、ご遺族の皆様へ心からお悔やみ申し上げます。また、被災された全ての皆様にお見舞い申し上げます。二十歳の皆さん、自分自身を信じ、家族や周りの方々とともに笑顔の絶えない毎日を過ごしてください。私たちさいたま市議会60名は、二十歳の皆さんをこれからも全力で応援して参ります。最後に私からひとつだけお伝えします。「自分をとことん好きになれ、未来を信じ、全力で自分を応援してください。輝け!さいたま市の宝たち。」
この後、来賓・主催者紹介、(ビデオによる)スベシャルメッセージ、そして、二十歳のつどいの代表となった12人が「はたちの誓い」を発表し、厳かな雰囲気で式を終えた。
(PHOTO=県民公論写真部 渡邊 大)
当日のYouTube動画です→https://www.youtube.com/watch?v=r_ey3_1ZU88