●清水市長、「来年のねんりんピック参加者を市長として迎えたい」と事実上の出馬宣言!

市政について説明する清水市長

【編集局】1月31日、清水勇人さいたま市長による、「さいたま地方記者クラブ」向けの記者会見が開催され、本紙からは国際関係と「ねんりんピック」について質問しました。

【西森国際局長より】 令和5(2023)年6月1日の記者会見で、市長よりラオス国との関係について、「パートナーシップ都市を締結している本市として、今後、水道以外の様々な交流を継続的に進め『本市とラオス国の友好関係をより一層、強化していきたい』」とのご回答を頂き、市長は同年11月、ラオス国訪問を再び実現しました。 また、さいたま市民ラオス友好協会の在日ラオス人との交流推進により、駐日ラオス大使が本市との関係にも注目しております。  そこで質問です。本年3月には、日本ラオス外交関係樹立70周年という慶事を迎えます。これまでに県レベルおいては、知事公館に大使を招き交流を重ねてます。  市長は水道技術協力以外で、さいたま市においての友好親善の場を設けるお考えはございますか。

【清水市長】 さいたま市は、平成4年から、主にJICAでの事業を通じて専門家の派遣や研修生の受け入れを行いながら、ラオスの水道事業の発展に寄与してきたところでございます。令和5年には、ラオス国の首都・ビエンチャンを含む中央三水道公社と、水道分野の技術協力に関する覚書の更新を行わせていただきました。また、令和6年2月からは、JICA技術協力プロジェクトフェーズ3へ参画を起こし、更に令和7年1月にはJICA草の根技術協力事業について、JICAと契約して事業の開始をしたところでございます。現時点では、水道技術協力以外でのラオス国との交流については、市として、具体的なものを検討はしておりませんが、今は民間交流としても浦和レッドダイヤモンドズと大宮アルディージャがラオス国へ行って、子どもたちにサッカーを教えるなどのサッカー交流を行っております。今後、こういった交流が進んでいくことで、本市としてもラオス国とのスポーツ分野での交流などを検討していければと考えております。いずれにしましても、覚書に基づいて、水道技術協力の技術支援を引き続き行っていくと同時に、関連する事業や交流についても具体的に考えていければと思っております。

【水野編集局長より】 さる1月15日に、さいたま市市民活動サポートセンターで、さいたま市在住のねんりんピック参加経験者、自治会・スポーツ・高齢者福祉・大学・文化芸能・議会・経済・報道関係者等々の幅広い有志が集まり、「ねんりんピックさいたま市民応援団」が結成されました。  応援団は、「公・民・学の協働と共創のオールさいたま体制により、特にさいたま市を訪れる皆様に喜んでいただけるような、埼玉県とさいたま市のねんりんピックにしたい」との活動方針を立てて、本県・本市史上初のねんりんピック機運醸成のための、草の根運動を展開しようとしています。  このような市民の動きに関して、行政としてどのように協働していくか、市長のお考えをお聞かせください。  また、さいたま市史上初となる「ねんりんピック」開催について、市としての取り組みと、市長の「ねんりんピック」への期待をお聞かせください。

【清水市長】 まず、行政と市民の協働については、市民の皆さんに関心を持っていただくということは大変十重要なことであると思っています。ねんりんぴっくに携わってもらえる市民は、出場する方もいれば、ボランティアの方もいて、見る方もいる。ねんりんぴっくを含め、スポーツはする人だけでなく、応援する人、支える人も楽しいものであると思っておりますので、多くの市民の皆さまにねんりんぴっくに携わっていただければと思っております。今後、色々な団体の皆さまからご意見を伺いながら、様々な団体の皆さまと一緒に協働していただけるようにできればと思っております。 それから、期待については、まず、私たちは5種目を円滑に実施するというのが1つであります。あわせて、さいたま市らしい「おもてなし」のイベントや、各県・市からさいたま市へお越しいただきますので、選手団の皆さまにとって思い出に残るような大会にしていきたいと思います。本市の高齢者の皆さまにも積極的に携わっていただきたいと思いますし、高齢者の方だけでなく、あらゆる世代の方に協力していただいて、世代間交流や地域間交流が色々な形で生まれてくれば良いなと思います。思い出に残るというのは、場所や競技そのものというよりも、人と人との交流が一番であろうと思いますので、そういった機会がたくさんできれば良いと思っております。その際は市長としてお迎えができるようになればいいなとは思っております。今のところ、まだ表明はしておりませんが、そういう思いもあります。

質問する本紙記者と、答える清水市長
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水野 臣次のアバター 水野 臣次 編集局長

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