Q1. 市民憲章の普及 令和3年7月に制定された「さいたま市民憲章」が市民に周知・普及されていません。市民憲章をどのように普及させるか、市としての計画を教えて下さい。なお、県民公論では市民憲章普及のために「市民憲章クリアファイル」をボランティア制作し、市民の皆様にプレゼントさせて頂いています。
A1. 市民憲章の周知にご協力頂き、心から感謝申し上げます。市制20周年を機に、市民の皆さんから寄せられた意見を基にふるさとへの思い、あるいは市民としての誇りを込めて制定した憲章です。さいたま市としての普及の取り組みは、多くの市民に触れられるようにその全文をパネルにして各区役所・市立の学校等に設置しております。そして、その内容を分かりやすく解説した若者向けの動画制作と小中学生向けのリーフレットの配布、小学校の社会科副読本へ掲載し周知を図っております。更なる認知度の向上のために、今後の計画は教育委員会と連携し、教育現場での普及を予定しております。私たちも、引き続き努力をしますので、市民の皆様にもご協力お願い申し上げます。
Q2. ねんりんピック さいたま市発全国展開の、まったく新しい高齢者競技「シルバーeスポーツ」が「ねんりんピック はばたけ鳥取2024」の競技種目となり、本市からも出場します。令和8年にはいよいよ「ねんりんピック埼玉県大会」が開催されますが、本市としての取り組みについて教えて下さい。
A2. 令和5年5月15日に、第1回目の基本策定員会が埼玉県により開催され、本市も種目候補を回答し、埼玉県と調整をしている段階です。eスポーツについては新しい分野で、令和6年度の鳥取大会で初めて開催されますが、令和7年度の岐阜大会では採用されません。令和8年度の埼玉大会はこれまでの開催情況を踏まえ、本市として種目を回答しておりますが、今後どのように判断されるかは、埼玉県が決定するとのことです。もし、eスポーツが競技種目に採用されない場合でも、おもてなしイベントとしての活用が考えられます。
Q3. マイナンバーカードの普及 本市におけるマイナンバーカードの普及率を教えて下さい。さらに、マイナンバーカード普及への本市の取り組みと、マイナンバーカード所持による市民生活の利便性について教えて下さい。また、現行国民健康保険証の不正使用事案などは確認していますか。
A. さいたま市は、人口に対する保有率は71.6%(958,572枚)です。なお、全国平均が71%、埼玉県の平均が68.7%、政令指定都市の平均が70.6%の保有率であります。本市のカード普及の対策は、各区役所および市内郵便局全99局で無料写真撮影付き申請サポートを実施しております。そして、マイナンバーカード所持による本市のメリットは、現在6,000近くの電子申請のうち3,000弱ほどオンラインにて利用可能で、令和7年度までに全ての手続きをオンラインで申請できるよう進めております。最後に、国民健康保険証のなりすましや偽造による不正使用は、本市においては確認されておりません。