市役所本庁舎の基本計画「素案」は貧弱。これでは「質素案」ではないか!
Q1 さいたま市本庁舎整備審議会の任期は何年ですか。また、委員の改選はありますか。
A1 本庁舎整備審議会への 諮問事項(令和5年1月25日)は、「新庁舎整備等の基本計画に関する事項について」としており、その委嘱期間は「諮問に対し、審議会が答申するまでの日」 としています。
Q2 東日本の表玄関としてのさいたま市庁舎としては、消極的で貧弱。あらかじめ「税金の無駄遣い批判」をかわそうとしたのではないでしょうか。
A2 新庁舎の整備に当たっては、市民が集まり、何度も訪れたくなるような思い入れを生み、まちへの誇りを感じるシビックプライドの醸成にも資する本市のシンボルとなる庁舎 を目指しているところ。 そのような考えのもと、政令指定都市の都市経営の拠点としてふさわしい 、全庁的な BCP(事業継続計画) にも対応できる災害対応の機能強化、にぎわい創出の市民広場をはじめとした市民利用機能など、必要な機能の付加や規模の精査をしっかりと行 い、基本計画(素案)をまとめたところです。
Q3 今回の「素案」は、「質素案」ともいえる消極的な内容。新庁舎は、未来に生きるさいたま市民に託す「レガシー」とすべきものなので、「素案」を改正する可能性はありますか。
A3-1 基本計画素案については 、 市議会12月定例会で 報告したのち、12月末から1月末にかけて、パブリック・コメントを実施する予定です。
A3-2 パブリック・コメントや議会でいただいたご意見 を踏まえ、計画案を策定し、さいたま市本庁舎整備審議会からの答申をいただいたのち、今年度内に策定してまいります。
Q4 新庁舎建設までの約8年を「夢と希望さいたま時間」として、小中学生を含めた「オールさいたま」で築き上げていくことはできないものでしょうか。
A4-1 新庁舎の整備にあたっては、広く周知し、多くの市民の皆様方からご意見をいただきながら進めてまいりたいと考えており、ワークショップや シンポジウム、オープンハウス、説明会などを通じて多様な意見を取り入れながら、新庁舎の検討を進めています。
A4-2 また、令和 5 年度は、 本市で毎年実施している 「子どもの提案」制度を活用し、市内中学生に対して みんなに愛される市役所新庁舎とは” について 意見を募ったところです。今後も機会を捉え、小中学生を含めた多様な世代に 関心を持ってもらうよう取り組んでまいりたい。
Q5 消極的な「素案」を補強して、よりよい「ハイパー新庁舎」を創造するため、市内の NPO が「夢と希望ある日本1のさいたま市本庁舎整備市民会議」を立ち上げ、11月15日にサポセンで初の審議会を開催しました。このような、一般市民からの草の根提案運動の盛り上がりをどう受け止めますか。
A5 新庁舎の整備にあたっては、広く周知し、多くの市民の皆様方からご意見をいただきながら進めてまいりたいと考えています。
これまで 、 ワークショップや シンポジウム、説明会、区民まつりでのオープンハウス、出前講座など実施し、周知や意見聴取を行っているところです。
ご指摘の件については、 多くの方に関心を持っていただけるのは、ありがたいことと考えています 。
今後も、 広く多くの方に 関心を持ってもらうよう 取り組んでまいりたい。
令和6年の辰年について
Q6 令和6年は「辰年」ということで、本市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」の年ということになります。この「ヌゥ年」にあたって、本市としては 12 年に 1 回のチャンスをどのように盛り上げていくか。計画していることがあったら教えて頂きたい。
A6 本市のPRキャラクターである「つなが竜ヌゥ」は、2007 年に誕生して以来、子どもたちを中心に多くの方に愛されてきました。
今年は、区制施行20周年記念として、ヌゥのラッピングポストが10区に設置され、また、大宮区には区役所のシンボルとしてヌゥのモニュメントが登場するなど、皆さんの暮らしの身近な場所でもヌゥに親しむことができるようになっています。
来年は辰年(ヌゥ年)ということで、より多くの方にヌゥが認知され、愛されるチャンスだと捉えています。現在、辰年にちなんだ取組を企画していますが、時期を見ながら随時発表していきたいと考えているので、楽しみにお待ちください 。