★さいたま市から雲南省の魅力を発信中!

さいたま市大宮区を拠点に、中国雲南省の教育支援や文化発信を行う認定NPO法人日本・雲南聯誼協会大宮支部をご紹介します。

認定NPO法人日本・雲南聯誼協会(以下聯誼協会)大宮支部・支部長
寺内明子さん(市内在住、写真右)
略歴:中国雲南省玉渓出身。平成6年に来日し、以降、上尾ワールドフェア(上尾市)や、国際友好フェア(さいたま市)などで雲南省の魅力を広める広報活動に取り組む。

雲南省ってどんなところ??

中国雲南省をご存じでしょうか。

中国南西部に位置し、ミャンマー、ラオス、ベトナムと国境を接する雲南省には、中国56の少数民族のうち、25の少数民族が暮らしています。

雲南省は、山岳・高原地帯が多く、様々な気候に合わせて、たばこ、稲作、田七人参(漢方)、花卉、コーヒー豆、茶葉などの農作物の栽培が盛んです。世界最古のお茶の木も雲南省にあり、樹齢500年を超える木からも未だに茶葉が収穫されているのだとか。

日本とは遠く離れた土地ですが、納豆や生魚を食べるという食文化があるほか、日本のお米の起源が雲南省にあるという説があるなど、意外と共通点があります。

聯誼協会大宮支部は何をしているの??

「魅力あふれる雲南省をもっと日本の人に知ってほしい!」と話すのは、聯誼協会大宮支部長の寺内明子さん。平成6年に来日してから、出身地である雲南省の魅力のPR活動を続けてきました。

そんな寺内さんは、平成8年の麗江地震をきっかけに、故郷・雲南省への支援を志し、雲南省の子どもたちへの教育支援を行っていた聯誼協会に加入し、自身が中心となって大宮支部を立ち上げました。

聯誼協会大宮支部の皆さん

数年前まで、雲南省の一番の課題は子どもたちへの教育の普及率の低さでした。しかし、中国内陸部での高速道路や新幹線の普及に伴って経済力が向上したことや、聯誼協会の小学校建設プロジェクトによる後押しによって、非常に喜ばしいことに、現在は子どもたちへの教育支援は一段落しています。

そこで、大宮支部では、聯誼協会の事業である、雲南省の企業が日本に農作物を輸出する際の窓口業務や、雲南省のPR活動を支えています。5月にさいたま市内で開催された「花と緑の祭典ー国際友好フェア2024」では、訪れた多くの人を雲南省の少数民族の衣装体験で楽しませました。

チベット族の衣装
バイ族の衣装

聯誼協会大宮支部では、

  • 10月6日(日) あげおワールドフェア2024(上尾市)
  • 10月13日(日) 国際ふれあいフェア2024(さいたま市浦和区)

にも出店予定です。ぜひ雲南省の魅力に触れてみてください!

認定NPO法人日本・雲南聯誼協会

住所:東京都新宿区市谷左内町21-13 1階

大宮支部連絡先:0048-625-3987

URL: https://www.jyfa.org

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この記事を書いた人

川田朱里のアバター 川田朱里 県民公論 国際担当

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