この度、さいたま市教育委員会では、下記に示す内容のとおり、市立中・高等・中等教育学校の生徒を対象にして、ヤングケアラーの実態に関するアンケート調査を実施します。
● 目的
市立中・高等・中等教育学校におけるヤングケアラーと思われる生徒数や実態を把握し、その後のケアや支援に繋げます。
● 時期
(1)調査時期 令和3年6月17日(木)から6月30日(水)
(2)公表時期 令和3年9月頃
● 対象
さいたま市立・高等・中等教育学校生徒およそ3万4千人。
● 方法
さいたま市GIGAスクールで活用している1人1台端末などを使用し、インターネット上で回答。
● 内容
(1)基本情報
・ 学年、性別、家族構成、現在の健康状態等
(2)普段の生活について
・ 学校の出席状況、部活動への参加状況、学校教育への意欲、学校の休み時間の過ごし方、現在の悩み、現在の相談相手等
(3)家庭や家族のことについて
・ お世話をしている家族の有無、お世話をしている家族の状況、お世話の開始年齢、お世話頻度、お世話の悩み、お世話に関する相談相手等
(4)ヤングケアラーについて
・ ヤングケアラーという言葉を聞いたことがあるか、自分自身がヤングケアラーである認識があるか等
● 資料
生活実態に関するアンケート
https://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/010/002/p081570_d/fil/ANNKE-TO.pdf
さいたま市のホームページ
https://www.city.saitama.jp/index.html
中学生・高校生らが祖父母などの介護を行い、勉強の時間を取られたり、遊ぶ時間がなくなってしまうという、いわゆる『ヤングケアラー』問題が起きてしまっていることがわかってきました。埼玉県は全国に先駆け、この問題の実態解明、解決に向けて取り組んでいます。子どもたちが心置きなく学べ、遊べる社会を実現するための重要なアンケートとなりそうです。このアンケートをきっかけに問題が解決に向かうことを願うばかりです。
↓↓↓ヤングケアラーについて、過去にも県民公論で取り上げています↓↓↓